「授業料無償化になったけど」アンケート結果報告

 

 

全国の多くの高校生や様々な団体の協力で「授業料無償化」が実現しました
しかし、この後に様々な問題が浮かび上がってきました
そこで、再び「授業料無償化になったけどアンケート」を実施したのです
寄せられたアンケート結果は901人
授業料が不徴収になって「助かった」と回答した生徒は
定時制生徒は67.1%、全日制生徒は53.0%、私立高校生は22.5%
前回調査では
私立高校生21.6%が 「高い学費のため高校を続けられるか不安」
私立55.8%公立26%の高校生が
「学費のことで家族に迷惑をかけて申し訳ない」と回答しました
つまり、授業料無償化後でも
高校生は「何らかの経済的な不安を抱きながら高校に通っている」
経済的に困難だった生徒がより経済的困難に追い込まれているのです
ここでは「授業料無償化になったけど」アンケート結果を報告し教育費無償化のへの要望を確認していきます

「自由意見」ではつぎのような意見がありました。
・バイトをしようと思っているが仕事が見つからず困っている
・兄弟が小学校に通っていて私も高校生なのでかなりのお金を親に負担して
 貰ってすごく申し訳ないと思っています
・授業料などは各家庭状況によって変えるべき
・高校を卒業したら四年制大学に行きたいと思っているけど家の経済面を考
 えると難しい気がしますので大学は奨学金で行きたいと思います
・とっても困っている。生活が貧しい
・最近は不況で経済的に苦しい人がほとんどでお金が無くても周りの人たち
 と変わらない教育をみんなが受けられるようになればいい
・大学に行きたい人が行ける金額になればいいと思う
・減免されていた人への対応があまりにもなさ過ぎ、負担が大きくなっている
 ことをよく理解してやって欲しい
・親の生活費を全て(税金から保険金まで)私が支払っているので生活がと
 ても苦しい。その理由として仕事をして学校にいくため、午後四時には仕事
 を終わらせねばならないので仕事を選べない(多く企業が17:00から18:
 00終了が多いため)。だから社員はむずかしくパートやアルバイトになって
 しまう
・個人差はしょうがないけど大差がついていては自分でもどうにもできない

上から

イ 教科書代

ナ 冷暖房費

カ 図書費

ウ 施設設備費

オ 補助教材費

になります。